B3輪講 LaTeXレジュメ

LeTeXについて

まず大前提として、私はあまりLaTaXについて完全に詳しいわけではありません。

個人の主観が結構入ってると思うので、参考にしないほうがいいかもしれませんよ

ちなみに、かなりのサイトを見ましたが、LaTeXは反対派の方が多いし、就職してから使いません

なので、今から習得する必要はないと思います。

ちなみに、参考文献は以下

高専の時の研究室のボスです

hkob.hatenablog.com

大学の研究室の同期にLaTeXを教えるのに使わせていただきました。

Texを使った文書作成の基本などを学んでいこうと思う

基本の文法は少しやるが、基本文法というのは調べれば出てくるので

自分が高専の時に身につけたtexの書き方を教えられればと思う。

ちなみに、この文書はMarkDownで書いてます笑

LaTeXを使うメリット

  • ソースファイルはテキストファイルなので環境によらない
  • ファイルを個別に分けて編集ができる
  • 綺麗な数式(まぁ最近のwordは書けるけどね)
  • 指定されたスタイルファイルを使用すれば、同じ様式の文章が誰でも簡単に記述できる。
  • コマンドが作れる
  • ドラックパッドを使う必要がない
  • そのまま印刷品質のデータも作成できるため、そのまま入稿することができる出版社もある
  • 学会によっては、Latexの方が掲載量が安い場合がある。(でも大体同じ)

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LaTeXを使うデメリット

  • 毎回コンパイルする必要(自動コンパイルはある)
  • ソースを見ても出来上がりの画面が予測しにくい
  • 命令を覚える必要がある

高専の時に作ったレポートや抄録など見てみよう

LaTeXを使ってみよう

このCloudLatexが一番やりやすいかなーと思い

簡単な登録が必要だけど…

cloudlatex.io

サンプルコード

\documentclass[12pt]{jarticle}
\begin{document}

\title{はじめての \LaTeX}
\author{学籍番号 自分の名前}
\date{\today}
\maketitle

\section{はじめに}
これは初めて \LaTeX で書いた文章である。% コマンドの後ろにはスペースを空ける
ソースファイル内で改行しても組版すると繋がる。
このため、行ごとに改行して記述すると行単位での入替が簡単になる。

空行を入れると段落が変わる。また、数式も書くことができる。
\begin{equation}
y = v_0t − \frac{1}{2}gt^2
\end{equation}

\end{document}

サンプルコード2

\RequirePackage{plautopatch}
\RequirePackage[l2tabu, orthodox]{nag}

\documentclass[platex,dvipdfmx]{jlreq}          % for platex
% \documentclass[uplatex,dvipdfmx]{jlreq}       % for uplatex
\usepackage{graphicx}
\usepackage{bxtexlogo}
\usepackage{bm}

\title{レポートタイトル}

\author{学生番号XXX-XXXX アカリク太郎}
\date{\today}
\begin{document}
\maketitle

\section{Cloud LaTeX}
\subsection{テストテスト}
\subsubsection{ここはあまり使わない}
\section*{これは番号なし}

\begin{enumerate}
\item これは箇条書き
\item 番号付きです
\end{enumerate}

\begin{itemize}
\item これは箇条書き
\item 点ですね
\end{itemize}

Aをベクトルで表すと$\bm{A}$となりますね


Cloud LaTeXは,\LaTeX を使った文書の作成・管理をクラウド上で行えるWebサービスです.
\LaTeX を使うと,複雑な数式
を含んだ読みやすくきれいな文書作成ができます.

本サービスは,\LaTeX 文書をリアルタイムに保存・コンパイルし,ユーザーアカウント別に管理します.
そのため,本サービスにログインするだけで,どこからでも作業を再開でき,ファイルを持ち歩く必要はありません.
また,様々な \LaTeX テンプレートが用意されているので,手軽に文書を作り始めることができます.


Cloud LaTeXでは,作成されるPDFそのままのレイアウトで表示するPDFビューモードがあり,コンパイル画面を確認しながら文書を作成することができます
日本語では, \pLaTeX / \upLaTeX / \LuaLaTeX でのコンパイルが可能です.
また,日本語や英語文書作成だけでなく,中国語・ハングルに対応した \XeLaTeX のコンパイルも可能です
ぜひ使ってみてください.
\end{document}

図の貼り付け方

図を貼り付けるには、figure 環境を利用します。 figure はフローティング環境と言われ、LaTeX が適切な場所に配置してくれます。 この例では、top, bottom, page の順に配置場所を候補にします。 論文などでは here の h はあまり使わないのですが、レポートだと段組もなく、上下のスペースがないので、使っても仕方ないかもしれません。 PDF ファイルは \includegraphicsコマンドで挿入します。 この時に[]で図のサイズを指定できます。 また、後で説明する参照のために\labelコマンドでラベルを指定します。

貼り付けてみてください

\begin{figure}[tbp]
\centering
\includegraphics[width=100mm]{figures/Sample.png}
\caption{ここにキャプションを挿入します}
\label{fig:model}
\end{figure}

参照

レポートでは図を配置したら、必ず本文から参照しますよね

以下の文を上らへんに貼り付けてみてください

\newcommand{\wfig}[1]{\ref{fig:#1}}%

本文のどこかに以下を挿入

\wfig{model} は挿入した図である。

表の作り方

表も図と同様にフローティング環境であり、table 環境を利用します。 図と異なり、\captionコマンドは表の上に付けます。 また、表のラベルには「tab:」を付けます。 表の配置については figure と同じです。

\begin{table}[tbp] % 表の環境を開始 (top, bottom, page の順で配置を試みる)
 \centering% 環境をセンタリング
 \caption{作成されたグラフ}% キャプションを記述
 \label{tab:魔法陣}% 図のラベルを設定
 \begin{tabular}{|c|c|c|}\hline
  2 & 9 & 4 \\ \hline
  6 & 1 & 8 \\ \hline
  7 & 5 & 3 \\ \hline
 \end{tabular}
\end{table}% 表の環境を終了

表作る時におすすめのサイト

https://www.tablesgenerator.com/latex_tables

csvやExcel表からのコピペでLaTeXの表に変換します|csv2tabular

コマンドが作れる!

\begin{document}の前に挿入してみてください

\newcommand{\myfig}[4]{
\begin{figure}[#4]
        \centering
        \includegraphics[width=100mm]{#1}
        \caption{#2}
        \label{fig:#3}
\end{figure}}

さっき入れた図を挿入する以下の文を

\begin{figure}[tbp]
\centering
\includegraphics[width=100mm]{figures/Sample.png}
\caption{ここにキャプションを挿入します}
\label{fig:model}
\end{figure}

を消去し

\myfig{figures/Sample.png}{テスト}{model}{tbp}

にしてみてください

以上のように、変数を入力すれば、長いコマンド文も複数回入力しなくて済むんですね

数式の記述

数式の記述はすでに説明している equation 環境を利用します。 もし、数式が複数行にまたがる場合には、最近は align 環境を利用します(以前は、eqnarray 環境がよく使われていましたが最近は使いません)。 こんな感じで記述してください。 数式のラベルには「eq:」を付けます。式が継続していて番号を振りたくない行には \nonumber を記載する。

こちらを上に記入

\usepackage{amsmath}

下の文をコピペ

\begin{align}
   y = \int\left(\int-g dt\right) dt \nonumber \\
   = \int(-gt + C_1)dt \nonumber \\
   = -\frac{1}{2}gt^2 + C_1t + C_2 \label{eq:自由落下運動}
\end{align}

この下の文もコピペ。何が違うでしょう

\begin{align}
   y &= \int\left(\int-g dt\right) dt \nonumber \\
   &= \int(-gt + C_1)dt \nonumber \\
   &= -\frac{1}{2}gt^2 + C_1t + C_2 \label{eq:自由落下運動}
\end{align}

オイラーの公式導出

\begin{equation}
\begin{aligned}
e^{i x} &=\sum_{n=0}^{\infty} \frac{i^{n}}{n !} x^{n} \\
&=\sum_{n=0}^{\infty} \frac{i^{2 n}}{(2 n) !} x^{2 n}+\sum_{n=0}^{\infty} \frac{i^{2 n+1}}{(2 n+1) !} x^{2 n+1} \\
&=\sum_{n=0}^{\infty} \frac{(-1)^{n}}{(2 n) !} x^{2 n}+i \sum_{n=0}^{\infty} \frac{(-1)^{n}}{(2 n+1) !} x^{2 n+1} \\
&=\cos x+i \sin x
\end{aligned}
\end{equation}

LaTeXのコマンド

Latexのコマンド一覧をこちらで確認しましょう Latexはコピペができれば書くことができるのです LaTeX - コマンド一覧

色々やってみましょうのコーナー

ここでまたおすすめのアプリ

macなら以下のコマンドでインストールできますよ

brew install mathpix-snipping-tool --cask

mathpix.com

このアプリで読み取ってみましょう

f:id:sekigaku1124:20211220030212p:plain

まとめ

LaTeXの良いところは少しは理解してもらえたかな?

慣れれば悪いもんでもない気がするんですよ

慣れればね

以上です